2024/07/26
こんにちは。院長の鈴木です。
夏空に輝く太陽が眩しい季節になりました。
そんな太陽のような花といえば、やはりヒマワリですね。
暑さに負けず、陽の光に向かってぐんぐん背を伸ばす姿には、たくましさを感じます。
私達もヒマワリのように背筋を伸ばして、日々診療に励み、成長を続けていきたいと思います。
さて、通院いただいている皆様におかれましてはご存知かと思われますが、当院ではインフォームドコンセントをとても大切にしています。
インフォームドコンセント とは、診療に際して医療者から詳しい説明を受けた患者やその家族が、理解し納得した上で、医療行為に同意することです。
現在の状況、必要な治療内容を説明し、ご納得いただいて初めて、治療に移ります。
その上で専門性の高いスタッフたちが一丸となり、お一人お一人の治療に当たらせて頂きます。
より満足頂ける治療のため、今日もスタッフ全員が技術の向上、研鑽を続けております。
しばらく歯医者へ行っていない。治療しなければいけないと薄々気づいてはいるけれど、不安があって通院に踏み切れなかった。
などのお悩みがありましたら、まずは一度ご相談ください。
患者様のお立場で、ご希望に沿った提案ができるよう、対応させて頂きます。
芝大門歯科クリニック
〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目1-17 朝川ビル1F
TEL:03-3578-8880
URL:https://www.shiba-sdc.com/
Googleマップ:https://g.page/r/CVF4fM49RzFjEAE
2024/07/05
こんにちは。歯科衛生士の小林です。
7月に入ってもジメジメとした日が続きますね。
気温も湿度も高くなるこの時期は、気を緩めると浴室や洗面台のすみにカビが発生してしまうこともしばしばです。何かと厄介なこのカビ、実はお口の中にも発生してしまうことがあります。
● お口の中にカビ?「口腔カンジダ症」とは
お口の中に発生するカビによって、「口腔カンジダ症」と呼ばれる病気になることがあります。舌や頬、上あごの粘膜に、白っぽいものが斑点状・線状・苔状に付着するのが特徴です。この白い付着物はガーゼなどでこすると簡単に剥がれますが、剝がすと赤くただれていたり、場合によってはヒリヒリとした痛みや出血を伴ったりします。
原因となるのは「カンジダ・アルビカンス」というカビ菌の一種で、実は誰のお口の中にも普通に存在します。「口の中にカビ菌がいる」と聞くと驚くかもしれませんが、カンジダ菌は感染症を引き起こす能力が低い細菌のため、健康な人が口腔カンジダ症を発症することは非常にまれです。
● お口のカビは体調不良のサインの可能性も
健康であれば発症しにくい口腔カンジダ症ですが、乳幼児や高齢者、妊婦、免疫不全症、がんの治療中など、体力や抵抗力が弱っている方は発症しやすいので注意が必要です。
また、家の中のカビと同様に、お口の中が不潔な状態が長く続くと、菌が増殖して口腔カンジダ症を発症しやすくなります。お口の乾燥(ドライマウス)や入れ歯の清掃不良などにも要注意。
ただ、仮に発症してもお口の中の清掃を徹底し、抗カビ菌薬を含むうがい薬や塗り薬を使うことで治すことができます。
● 体のSOSを見逃さないために
口腔カンジダ症はむし歯・歯周病ほど身近な病気ではないものの、誰もが発症する可能性のある病気です。普段はお口の中でおとなしくしているカンジダ菌ですが、体の抵抗力が落ちてくると、途端にその動きは活発になります。
一方で、口腔カンジダ症は痛みなどの自覚症状がないことも多く、何となく体に不調を感じながらも、放置されることが珍しくありません。
お口の健康は体の健康のバロメーターになることも多いため、日ごろから歯科医院で定期的にチェックを受けながら体のSOSをいち早く察知していきましょう。
芝大門歯科クリニック
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2024/06/03
こんにちは。歯科衛生士の小林です。
今月は「歯と口の健康週間」がありますが、ご存じでしょうか。6月4日が6(む)と4(し)の語呂合わせで、「むし歯予防デー」と言われており、それに合わせて4日~10日に実施されます。
予防の習慣を身に着け、歯を失うことなくいつまでも自分の歯でしっかり食事をしようという主旨となっています。
さて、それでは歯を失う原因のNo.1はなんでしょうか。
それは「歯周病」です。
歯周病は歯を失う原因になるだけでなく、悪化するとさまざまな病気のリスクを高める恐ろしい病気です。
実は、女性は男性に比べて歯周病リスクが高い傾向にあると言われています。
● 女性の歯周病リスクが高い理由
女性のリスクが高い理由として、まず挙げられるのは「女性ホルモンの影響」です。
歯周病を引き起こす細菌の中には、女性ホルモンを好む細菌がいます。女性には女性ホルモンが増える時期がありますが、その際に女性ホルモンを好む歯周病菌も増えてしまうのです。
また、他にも「女性はだ液の分泌量が男性よりも少ない人が多い」ということも挙げられます。だ液には、お口の中を健康・清潔に保つ働きがありますので、それが少ないと細菌が繁殖しやすい環境、つまり歯周病リスクが高い環境になってしまいます。
● 歯周病が悪化しやすい2つのタイミング
特に次の時期には十分注意が必要です。
・思春期(女性ホルモンが増える)
・性成熟期(女性ホルモンが最も多くなる)
特に妊娠中の歯周病の悪化は早産や低体重児出産を引き起こすことも。
また、出産後には育児の忙しさからご自身の歯みがきがおろそかになりがちです。その結果、出産・子育てを期に歯周病になってしまうケースも多いと言われています。
そのため、出産前後の女性は特に、歯周病対策をしっかりと行う必要があります。
● 歯周病トラブルを避けるために
歯周病トラブルを避けるためには、丁寧な歯みがきやバランスの取れた食生活、禁煙などが基本となります。
それだけでなく、歯周病予防のためには、歯科での定期的な検診などのプロのケアを受けることも大切です。
歯科医院ではセルフケアでは除去することができない、歯石を除去することができます。
実は、歯石は単なる汚れではなく、細菌のかたまりが固まったもの。放っておくと歯周病の原因となってしまうのです。
歯周病リスクの高い時期でも、プロの助けを借りて、歯周病を効果的に予防していくことができます。ぜひ、お気軽にご相談ください。
芝大門歯科クリニック
〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目1-17 朝川ビル1F
TEL:03-3578-8880
URL:https://www.shiba-sdc.com/
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