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2015年11月 9日

歯の根っこが、何らかの原因で折れてしまう事を歯根破折といいます。
これは病気ではなく、自然に歯に起きてしまう現象なのです。歯が破折するとそこから細菌が入り込み、神経がない歯であれば、歯肉が腫れたり、膿がでたりします。神経がある歯であれば、歯がしみたり、噛むと痛かったり、、ズキズキ痛んだりする事もあります。ある日突然起きる事が多く、確立した治療法もなく、非常に厄介な症状です。
歯を失う原因の割合は歯周病が42%、むし歯32%、その他13%、破折11%、矯正1%という報告があります。つまり、歯周病、虫歯、のリスクがない方、歯は健康でなんでも噛める方にとっては破折が一番のリスクとなります。


歯根破折の原因は以下のとおりです。
①歯根の強度低下:神経をとって長期に経過している脆弱な歯、残存歯質が少ない歯
②過度な力、:歯ぎしり、くいしばり、ブリッジや入れ歯の支えとなっている、転倒なので外傷、硬いものを噛む
➂緊密なかみ合わせ:奥歯のかみ合わせが良く、上下で緊密にかみ合っている。
④歯根と骨の癒着

 治療は、まず破折がどこで起きているのかを確認します。クラウンなどが被さっていればそれをはずしますし、歯根破折の状況を確認しますし、大きく歯肉が腫れていれば歯肉に麻酔を行って歯肉を切り開き、膿をだし、その場で破折状況を確認します。神経がない歯に破折が起こると、感染した根管と似た症状がでるのでその際は見極めが大切です。

 歯根破折は理論的に感染源を除去して、再感染しないように歯科材料で破折部を接着などで密閉できれば治ります。しかしながら現在の歯科医療で歯根破折に対して、完全に感染源を除去をし、完全に破折部を接着して閉鎖し、破折を完全に治療する確率した方法はありません。多くの場合は破折した歯を抜歯をして、欠損治療を行う事になります。


 
 また、破折を引き起こさないようなマネージメントも大切です。治療としてできる事は、、脆弱な歯には(ブリッジする、部分入れ歯をかけるなど)過大な力をかけない。夜間に歯軋り、くいしばりなどのある方はマウスピースなどを装着する。普段からできる事は、日中のくいしばりがあればやめる。硬い物を噛むことは控える。ガムを良く噛む方はそれも控える。歯は毎日一生使うものなので、過度な力がかかれば壊れます。過度な力がかからないように注意が必要です。

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